列車案内〜神戸新交通〜
神戸新交通はポートアイランド線(ポートライナー)、六甲アイランド線(六甲ライナー)共、全駅に列車案内装置が設置されている。
ポートライナー用は開業時は豪華なフリップ式が設置されていた。行先が1〜2パターンしかない現状で、過剰な装備だったと思われる。接近等の行灯表示も組み込まれていた。その後、一部の駅でLED表示器が設置され、さらに平成18年2月の神戸空港開港による空港線延伸により、新型のLED案内表示器が設置されている。
六甲ライナーは行先が各方向1パターンしかない為か、行先部分は固定で、接近表示のみ可動式というシンプルなタイプが設置されている。
ポートライナー用 
平成18年2月に設置のLED式案内表示器(貿易センター駅)。神戸空港アクセス線の開業により従来のループ運用と空港線運用の2パターンになり、運用が複雑化。それにより全駅で表示器の更新、表示方法の見直しが行われている。空港方面の速達化により一部が快速運用される為に種別表示が追加(各駅停車は「普通」と表示)、さらに、ループ運用は三宮〜ポートターミナル間では「北埠頭」と表示、中公園〜市民広場間では「北埠頭経由三宮」と表示される。南公園より先は従来通り「三宮」と表示される。
空港線開業前まで設置されていたLED式案内表示器(左:三宮駅、右:市民病院前)。旧来のフリップ式の内容そのままLED化したという感じである。設置当時は一部でフリップ式が残っており、空港線開業後は新型表示器に一斉取替えされたので、設置期間は短かったと思われる。番線表示部はループ線区間だと電車の絵柄になる。
開業当初から設置されていたフリップ式案内表示器(貿易センター駅)。当時は全列車ループ運用ゆえ、三宮発三宮行きという運用なのだが、複線区間である三宮〜中公園間のうち、ポートターミナルまでは「ポートアイランド方面」という表示により反対方向の三宮行きと区別していた。中公園から単線片方向ループになる事から表示は「三宮」となる。区間列車は中公園止まりがあるのみで、フリップ式としてはもったいない使われ方であった。
六甲ライナー用 
行灯式案内表示器(左:住吉駅 右:マリンパーク駅)。六甲ライナーは行先が1パターンで途中折り返し設定もない事から、行先部分は固定となっている。接近表示や先発/次発表示が行灯式で変化するのみで、行先設定が少ない割に装置が豪華過ぎたポートライナー用の反省なのか?しかしながら、ポートライナー用がLED化された今では、六甲ライナー用も普通にLED表示でいいと思うが…・
行先表示器TOPへ戻る 
TOPへ