列車行先〜大阪市営地下鉄〜
大阪市営地下鉄の行先方向幕初採用は不明(恐らく、昭和40年代登場の30系か、それ以前の50系と思われる。情報求む!)、正面のみ取り付けられていた。以後、10系や20系初期型、堺筋線用60系にも引き継がれるが、新20系・66系より側面にも取り付けられ、それ以前の形式にも車体更新を機に改造取り付けされている。リニアモーター式車両の70系・80系は車体構造の都合上、正面は幕式で側面は細長いLEDが取り付けられている。
行先方向幕(御堂筋〜千日前線向けの標準タイプ、堺筋線向けの在来車、鶴見・今里筋線向けの正面幕)
見本
リニアモーター車両の70系・80系の側面以外に設置される、大阪市営地下鉄車両の標準的な行先方向幕である。30系・60系登場時は白幕に黒文字で、10系・20系初期車登場時は黒幕に白文字で、いずれも英文字はなかった。新20系・66系(初期車)より英字が追記され、他形式にも広まって現在に至る。尚、66系については後述の種別表示付きが平成15年増備分に登場し、幕交換が行われる可能性がある。 
方向幕写真(クリックすると写真が表示されます。)
種別/行先方向幕(堺筋線向け)
見本
平成15年に増備された66系は種別表示付きとなる。デザインは乗り入れ先の阪急3300系&5300系の側面幕と同じで、他系列の行先のみ方向幕の英文字が大文字なのに対して、小文字になっている点も阪急に合わせている(但し、昔から駅名標識の英文字が小文字なので、本来なら方向幕の英字も小文字であってもおかしくない)。地下鉄線内ではオール各停ながら種別表示を追記したのは、阪急直通の堺筋準急(以前の堺筋急行)に対応する為だと思う。今の所は定期運用での急行や準急は設定されていない。 
方向幕写真(クリックすると写真が表示されます。)
長堀鶴見緑地線・今里筋線向け側面LED表示器
見本
長堀鶴見緑地線70系、今里筋線80系の側面は細長いLED表示器となり、日本語と英文字が交互に表示される。車体構造の都合上とはいえ、縦幅が狭く細字で小さく表示され、設置位置も旧国鉄車両に見られた連結面寄りで、4両中の1両は背中合わせ設置を避けて表示器を省略するというのはとても見栄え、視界性が悪い。正面の方向幕ともギャップありすぎ!!同じリニアモーター式の神戸市営地下鉄海岸線5000系が通常サイズの行先表示器(LED表示)を採用しているので、何とかならないかなと思う。
LED表示写真(クリックすると写真が表示されます。)
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