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伊賀鉄道は近鉄伊賀神戸から伊賀市の市街地を経由して、JR関西本線の伊賀上野駅を結ぶローカル私鉄である。元は伊賀上野〜西名張間を結ぶ伊賀軌道→伊賀鉄道が発祥で、後の近鉄と統合。近鉄伊賀線として長らく運行されていたが、赤字経営を理由に近鉄から経営分離され、平成19年10月より新たに伊賀鉄道として再出発を果たした。尚、線路や車両などは近鉄の保有となっている。近鉄時代からスルッとKANSAI、Jスルーカード、PiTaPaに非対応だったが、経営分断後も対応する予定は無く、伊賀神戸駅も近鉄の改札と分断されて伊賀鉄道独自の改札が設けられ、乗り換えには一旦改札を出る必要が生じる結果となっている。
近鉄時代より軌間の違いにより(伊賀線は1067mmの狭軌、接続する大阪線は1435mmの標準軌)、双方の乗り入れは不可である。関西本線とは近鉄合併前には貨物列車が直通していた時期もあるが現在は双方の線路が分断されて直通できない。上野市駅を境に運行系統が分断されているが、上野市〜伊賀神戸間は近鉄と、上野市〜伊賀上野間はJR関西本線との接続を考慮した結果と言える。
車両は近鉄時代からの860系が引き続き使用され、忍者の町 伊賀市にちなんだ「くの一」ペイントが施工されたユニークなデザインとなっている。2両編成のワンマン運転が基本となっている。
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