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播但線は姫路〜和田山間、山陽と山陰の南北を結ぶ路線のひとつである。前身は播但鉄道で、生野銀山で採れた鉱石を姫路方面に運ぶ為に明治27年に造られた。その後、山陽鉄道に引き継がれて生野〜和田山間が完成して山陰本線に連絡し、後に国有化され播但線となる。尚、播但線には姫路から飾磨港へ向かう支線があったが、昭和59年に廃止された。
ローカル線ながら特急はまかぜの走行ルートとなっており、かつては大阪〜鳥取間特急の神戸・姫路経由としての役割があったが、智頭急行の完成により特急スーパーはくとにその座を譲り、はまかぜは大阪〜浜坂へ運用縮小されている。又、急行但馬が廃止されたのを受け、従来は線内ノンストップだった特急はまかぜは現在、香呂・福崎・寺前・生野に停車する。
寺前までは姫路のベッドタウンであった事から、平成3年までは客車による6両編成が運行され、平成3年以降はDC化されキハ28-58による6両編成運用が見られた。平成10年に姫路〜寺前間が電化されると、電化区間は103系による2両ワンマン運転が基本となり、ラッシュ時には103系4両や221系の4両・6両の運用も見られる。残る非電化区間の寺前〜和田山間はキハ41系による1両ワンマンが基本で、ラッシュ時には3両運用が見られるが、全線非電化時代が非ワンマンの6両編成が全線で行き来していた事を思うと、車両数は減ったといえる。
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