JR 片 町
かたまち Katamachi
              きょうばし→
                Kyobashi
(廃止駅)
所在地    大阪府大阪市都島区片町2丁目
開業     明治28年8月22日
廃止     平成9年3月7日
構造     地上構造 相対式2面2線、行き止まり式
停車種別   普通・区間快速・快速
取材日    平成9年2月未明
京橋〜尼崎間の方福連絡線(現在のJR東西線)建設工事の影響で、仮設の駅舎となっている。 改札口。Jスルー導入以前より自動改札が学研都市線内で導入されていた。
駅構内。207系の普通と快速が並ぶ。かつてのターミナル駅も、何か時代に取り残された感がある。 駅名標識。
明治28年に学研都市線(片町線)の前身、浪花鉄道が開業した当初から、大阪口のターミナルとして存在していた。途中、関西鉄道時代にターミナル機能を網島駅へ譲るも、網島の廃止後は再び片町線のターミナル駅として位置付けられた。大阪環状線の全線開業後は一駅手前の京橋が賑わい、片町駅は盲腸線扱いとなり、徐々に寂れていった。国鉄末期になると、片町を地下化の上、尼崎まで地下で延伸し、福知山線へ直結する「片福連絡線」構想が持ち上がり、財政難で一旦は中断するものの、第3セクターの関西高速鉄道がこれを引き継ぎ、運営はJR西日本が行う形で建設が進められた。地下化後の片町は旧駅より西へずれる事から、新駅を「大阪城北詰」に変更し、路線も京橋を境にJR東西線/JR学研都市線とした為、結果として従来の京橋〜片町間は廃止の扱いとなった。
 
この写真は、JR東西線が平成9年3月に開業するのを尻目に、廃止される1ヶ月前(平成9年2月)に撮影したものである。
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