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綾部 ━ 淵垣 ━ 梅迫 ━ 真倉 ━ 西舞鶴 ━ 東舞鶴 ━ 松尾寺
Ayabe Fuchigaki Umezako Magura Nishi-Maizuru Higashi-Maizuru Matsunoodera
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舞鶴線は綾部〜東舞鶴間を結ぶ短距離のローカル線で、阪鶴鉄道(現 JR福知山線)が計画した経路を国鉄が建設したものである。小浜線は東舞鶴〜敦賀間、若狭湾沿いに走るローカル線で、一見すると舞鶴線の北陸方面延長区間のように見える。北陸と山陰をショートカットで結ぶ役割を持ち、一時期には名古屋から小浜線・舞鶴線を経由して出雲市までを結ぶ急行「大社」などが運行されていたりもしたが、JR化後に舞鶴線は福知山支社、小浜線は金沢支社に管轄が分けられ、一部の優等列車を除いて運用が東舞鶴で分断されてしまった。平成11年に舞鶴線が電化され、京都・大阪方面へ電車特急の運行により結びつきが強くなった反面、非電化で残された小浜線は取り残された形となる。平成15年に小浜線も原発関連の支援により直流電化され、再び舞鶴線との一部直通運転も再開され、結びつきはつよくなった。その代わり、交流電化区間の北陸本線筋との結びつきは薄くなった感がある。
舞鶴線は他の山陰筋より電化が遅いものの、特急運用も考慮されているからか、電化設備はそれなりのものである。ホーム嵩上げにより駅名標識はJR西日本標準横長タイプに更新されている。一方、小浜線は電化設備をかなりケチった為か、架線柱がかなり細く、貧弱である。また、変電所容量も少ない為、新型車両を使用してもその性能を持て余す程のノロノロ運転となっている。ホームも旧来の広大なスペースのうち現運用分の一部のみ嵩上げされた感があり、見栄えがかなり悪い。まるで国鉄末期によるコストダウンの為、区間により電化時期の違いが見られるJR和歌山線のようである。
ローカル列車はワンマン運転が中心で、車両は直流電化区間という関係上、金沢支社管轄である小浜線も福知山支社福知山運転所の車両が使用される。舞鶴線は113系・115系2連ワンマンで、山陰本線園部〜福知山間の車両と共用されている。一方小浜線は原発関係者支援により新規投入された125系1両ワンマン車がメインで、1〜2両で運行される他、ラッシュ時には113系4連(小浜線専用)も使用される。
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