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名松線は松阪から伊勢奥津を結ぶローカル線である。線名にあるように、本来なら名張を目指して建設が進められていた(決して名古屋の”名”ではない)が、伊勢奥津までの開業で資金難により工事が凍結してしまい、以降は近鉄が大阪〜名張〜伊勢・名古屋方面への路線を開業した事から名松線の建設意義を失い、現在に至る。国鉄末期には特定地方交通線扱いとなり廃線も検討されながら、付近の道路が当時未整備だった事もあり、JR東海の徹底的な合理化による経営努力により現在も生きながらえている状態であるが、依然として厳しい条件には変わりない。
キハ11系による1〜2両ワンマン運用が基本で、2時間おき、1日8本のみの運用である。交換設備のある家城以外は単線片面ホームの無人駅ばかりという徹底ぶりで、一部に旧い木造駅舎も残るが赤字ローカル線ゆえ、整備もままならない状態である。
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