JR西日本125系
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TOP画像:網干電車区加古川派出所 クモハ125-12(撮影 平成19年10月5日)
厄神駅で発車を待つ加古川行き普通。加古川線電化により、103系3500番台と共に活躍中
どんな車輌か
 平成14年に登場し、平成16年より運行開始した、JR西日本のローカル線向け直流近郊型電車である。223系をベースに、1両編成の両運転台、幌貫通構造で、単車走行でもMT比1:1となるように、片側の台車は付随台車(動力を持たない)となっているのが特徴である。最大5両での連結運転が可能である。2扉クロスシートであるが、223系の車体をベースとした為、中央扉は準備工事(と言うよりステンレス車体の為、綺麗に埋められず、その部分がわかる造りになっただけかも?)になり、窓配置や種別表示部分(未使用)も223系と同じ造りである。
 
 1両編成での運行が必要な、小浜線と加古川線に、電化をきっかけに新製配置されている。
 
 
 
2010年現在の配置
 
福井地域鉄道部 敦賀運転派出
 小浜線、北陸本線(敦賀〜長浜間)
 
 小浜線電化当初に導入された一次車8両(1〜8)と、平成18年の北陸本線長浜〜敦賀間・湖西線永原〜近江塩津間の直流電化にあわせて導入された三次車6両(13〜18)からなる。両車は共通運用。
 
 一次車は導入当初は1-2列のクロスシートで、中央扉を埋めたスペースは立席スペースとなっていたが、沿線客から席が少ないとのクレームにより、2-2列に改造。立席スペースにも座席が増設された。
 三次車は一次車での仕様変更が増備当初から反映されている他、蛍光灯カバーがガラス繊維による難燃タイプのものに変更されている。
 
 
網干総合車両所 加古川派出所
 加古川線
 
 二次車4両(9〜12)からなる。全線で運用されるものの、乗客の少ない西脇市〜谷川間で1両で運用される率が高い。加古川〜西脇市間でも1両で運用されるが、103系2両での運用が多くなっている。但し、朝ラッシュ時には125系同士の3両編成が加古川〜西脇市間で走る姿も見られる。
 
 一次車では乗客からのクレームがあった、1-2列のシート配置が採用されている他、トイレの汚物処理装置がカセット式になっているのが小浜線向けと異なっている。
 
 
過去の配置
 
福知山運転所(現 福知山電車区)
 小浜線
 
 一次車が小浜線電化当初に配置されていた。小浜線の車両は本来なら敦賀運転派出(非電化時代の気動車はそちらに配置)であるが、敦賀駅構内〜敦賀運転派出までが交流電化であった為に乗り入れができなかった為の措置であった。北陸本線の長浜〜敦賀間の直流電化により構内も直流化された為、敦賀運転派出へ転出し、消滅。
写真集
写真
内 容
撮影場所
撮影年月
 福知山運転所(現配置 敦賀運転派出)一次車 小浜線 東舞鶴行き。
敦賀
H16/08/17
 福知山運転所(現配置 敦賀運転派出)一次車 小浜線 敦賀行き。写真
001の列車が終点に到着し、折り返す様子。115系の福知山行きが同じ線に乗り
入れ、向き合う姿が独特であった。
東舞鶴
H16/08/17
 福知山運転所(現配置 敦賀運転派出)一次車 小浜線 敦賀行き。崖の下
から撮影。勢浜駅構内へ入る様子。
勢浜
H17/05/13
 福知山運転所(現配置 敦賀運転派出)一次車 小浜線 敦賀行き。写真003
の列車が駅に到着
勢浜
H17/05/13
 福知山運転所(現配置 敦賀運転派出)一次車 小浜線 敦賀行き。写真003
の列車が隣の駅に到着
小浜
H17/05/13
 加古川鉄道部(現 網干総合車両所)二次車(-12) 加古川線 加古川行
き。TOP写真の車内の様子
 
H19/10/05
 加古川鉄道部(現 網干総合車両所)二次車(-12) 加古川線 厄神行き。
TOP写真の列車が終点に到着し、折り返す様子。
加古川
H19/10/05
 加古川鉄道部(現 網干総合車両所)二次車(-11) 加古川線 加古川行
き。駅南の踏切から撮影。発車し、踏切を渡る寸前。
厄神
H19/11/23
 加古川鉄道部(現 網干総合車両所)二次車(-10) 加古川線 加古川行
き。
厄神
H20/04/02
 網干総合車両所加古川派出所 二次車 加古川線 西脇市行き。北条鉄道
レールバスから撮影。
粟生
H21/02/28
 網干総合車両所加古川派出所 二次車(-9) 加古川線 加古川行き。
粟生
H21/02/28
 
  
 
 
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