JR西日本221系 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
TOP画像:網干電車区221系 普通(快速)運用(撮影 2004年1月2日)
東加古川駅で発車を待つ米原方面行き普通(快速)。223系の大量投入により、JR神戸線快速運用ですら減少傾向にある。
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どんな車輌か
平成元年に登場した、JR西日本発足初の自社開発による3扉転換クロスシートの直流近郊型電車である。JR神戸京都琵琶湖線の新快速・快速や、大和路線の大和路快速向けに投入され、従来の117系や113系の運用を置き換えている。後継の223系の大量投入により新快速の運用撤退、JR神戸京都琵琶湖線の快速運用も減少傾向な一方で、福知山線、奈良線、嵯峨野線、湖西線、草津線へ運用拡大傾向にある。
117系と同じ座席数ながら、無駄なスペースの排除により3扉化を実現した事、足回りは国鉄時代の205系などと同じ添加励磁制御、主電動機も同じながら、出力増強により最高速度120km/hとなり、スピードアップに貢献した事や、乗り心地が改善された事で、姫路から大阪・京都・米原方面が新快速で快適に通勤できるといった面で人気が上昇し、JR西日本のイメージリーダーに成長した。
そのコンセプトは後継形式の223系や、4扉ロングシートの通勤車両207系・321系にも受け継がれている。
車体は当時としては珍しい普通鋼製で、白をベースに茶・青・ベージュの3本のラインが入る。正面はプラグドアによる貫通扉を備える。貫通路は非常用であり、2編成併結時に両車間の行き来ができない。
列車案内装置は、正面には種別幕のみ、側面は種別幕と行先LED表示器が設置されている。車内には妻面にLEDの旅客案内表示機が、号車案内とデジタル時計と共に設置されている。
2010年現在の配置
網干総合車両所
JR神戸京都琵琶湖線の快速(普通)と、それに直通する草津線・湖西線
山陽本線・赤穂線(姫路〜播州赤穂)
JR宝塚線の丹波路快速、他
奈良電車区
JR大和路線(乗り入れ先の大阪環状線含む)の大和路快速、区間快速(大阪環状線、和歌山線乗り入れ含む)
奈良線のみやこ路快速
阪和線快速
京都総合運転所
JR嵯峨野線普通・快速と、一部の草津線・湖西線
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写真集
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