JRキハ47・41・40系(JR西日本)
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TOP画像:鳥取鉄道部キハ47系首都圏色(撮影 平成16年11月30日)
山陰本線諸寄駅で発車を待つ鳥取行き。日本各地では数少なくなった首都圏色(朱色1色)が今も存在する。写真はキハ33系と連結して2両で運行。
どんな車輌か
 キハ10系などの老朽化した気動車置き換えを目的に、昭和51年に登場した一般型気動車である。日本各地で投入され、現在も活躍している。片開き2扉で両運転台1両のキハ40系、両開き2扉で方運転台2両のキハ47系を基本とし、キハ40系ベースの寒冷地仕様キハ48、キハ47の出力増強版キハ147など、バリエーションが豊富である。国鉄時代は朱色1色の首都圏色だったが、JR化以降は各線の塗装に塗り分けられている。
 
JR西日本のキハ47・41・40系
 JR西日本は非電化区間が多く残り、それぞれ各地に配置されている。キハ40・47にかかわらずワンマン運転対応となっており、1〜4両でワンマン運転が実施されている他、他系列の気動車との併結も見られる。平成10年3月に播但線非電化区間用にキハ47を両運転台に改造したキハ41が登場。さらに、外観が大幅リニューアルされた車両も登場している。新形式の気動車置き換えや電化により活躍を狭めつつあるものの、現在の所廃車は1両もなく、場所を変えながらこれからも活躍するであろう。
写真集
写真
内 容
撮影場所
撮影年月
 旧 加古川鉄道部キハ40。ワンマン対応の目印として、乗降扉と貫通扉がオ
レンジに塗られていた。
粟生
H10/03/22
 旧 加古川鉄道部キハ40。せいりゅう号。
厄神
H11/02/06
 旧 加古川鉄道部キハ40。キハ47も含めて全車ワンマン対応となった為、扉
のオレンジ塗装はなくなった。
加古川
H15/11/01
 旧 加古川鉄道部キハ40。姫路鉄道部からの転属で、そのままの塗装で運用
本黒田
H15/11/08
 旧 加古川鉄道部キハ47。夕方ラッシュ時の3連非ワンマン運用。
加古川
H10/03/15
 旧 加古川鉄道部キハ47。姫路色との混結2連で運用。
加古川
H15/11/01
 旧 加古川鉄道部キハ47。姫路鉄道部からの転属で、そのままの塗装で運用
厄神
H15/10/04
 旧 加古川鉄道部キハ47。姫路色+加古川色との混結2連で運用。
小野町
H15/11/08
 姫路鉄道部キハ40。龍野の赤とんぼイラスト入り。キハ47と併結2連運用
姫路
H10/03/22
 姫路鉄道部キハ40。姫新線を1両〜!で走る。
播磨高岡
H16/01/02
 姫路鉄道部キハ40。播磨新宮〜佐用間まで区間運用である今日この頃。しか
も1両〜!
播磨新宮
H16/01/02
 姫路鉄道部キハ47。当時は姫路色は存在せず、首都圏色が健在だった。非電
化時代の播但線で非ワンマン運用。
和田山
H03/05/03
 姫路鉄道部キハ47。姫路〜余部間運用は車庫の入出庫の関係から。行先表示
器のワンマン表示はその頃ない。
姫路
H12/08/19
 姫路鉄道部キハ47。加古川色+姫路色との混結2連で運用。
姫路
H16/01/02
 姫路鉄道部キハ47。加古川色+姫路色との混結2連で運用。姫路鉄道部へ入庫
回送運用。
播磨高岡
H16/01/02
 旧 福知山運転所キハ47。キハ58との2ショット。「ワンマン」のみの表示が
…。
城崎温泉
H03/05/03
 旧 福知山運転所キハ47。12時台の浜坂行き快速で運用。
豊岡
H10/01/02
 旧 福知山運転所キハ47。播但線寺前以南電化後、以北の非電化区間は旧 
福知山運転所が担当。播但線行先幕がない為、紙貼りで対応。
寺前
H10/03/15
 旧 福知山運転所キハ47。写真018の3ヶ月後だが、播但線行先幕は未だ未対 
応、紙貼りもなくなっていた。
和田山
H10/06/14
 旧 福知山運転所キハ47。写真019の反対側は姫路鉄道部からの転属車。こち 
らは播但線行先幕に対応。
和田山
H10/06/14
 豊岡鉄道部キハ47。後述のキハ41系に合わせ、旧 福知山色(黄緑)から豊岡
色(ワインレッド、BANTAN103と同じ色)に塗り替えられ、豊岡地区の新たな顔
となった。
城崎温泉
H16/11/30
 豊岡鉄道部キハ41。播但線の残る非電化区間用に、キハ47系豊岡方の車両に
運転台を取り付け、単行運用可能としたもの。現在の豊岡色も最初は播但線
用として登場。キハ40との違いはドア位置と形状で区別できる。
浜坂
H16/11/30
 豊岡鉄道部キハ41。写真022は通常のキハ40シリーズ顔だが、その反対側は
切妻構造をそのまま流用した後付運転台である。一連のJR西日本運転台後付け
による変な顔伝説は、ここから始まったと言えよう。
浜坂
H16/11/30
 鳥取鉄道部キハ47。数少ない国鉄オリジナルの首都圏色で残る。正面方向幕
もサボも未使用という、サービスの悪い運用である。
浜坂
H10/01/02
 鳥取鉄道部キハ47。黄緑に赤帯で、因幡の白兎イラスト入りの「鳥取色」。
鳥取
H10/01/02
 鳥取鉄道部キハ47。写真025の反対側は国鉄オリジナルの首都圏色を併結。
鳥取
H10/01/02
 津山鉄道部キハ47。最初は快速ことぶき用の塗装だったが、後に全車両へ広
がり、青に白帯の旧津山色を全廃した。
吉備津
H17/03/23
 津山鉄道部キハ40。広島からの転属で、そのままの塗装で運用。急行つやま
に使用されている。
津山
H16/02/11
 
  
 
 
 
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