神戸電鉄800系
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TOP画像:1501F(撮影 平成4年4月29日)
志染駅で出発を待つ、普通 粟生行き。最期を迎えるまで旧塗装のままで、志染〜粟生間の運用で活躍していた。
制御方式  抵抗制御
 
車両編成
(←有馬・三田・粟生     新開地→)
 
 Mc1 - Mo2 - oMc の3両固定編成
 
どんな車輌か
 デ1形の足回りに、300系の車体を載せて昭和37年に登場。M-M'ユニットの800番と、1Mユニットの850番からなり、後期グループは客室扉が両開となり、それぞれ810番、860番となった。正面の手動式方向幕装置もこの形式の後期グループから採用。電動機は旧車両からの釣掛式で、絶縁強化・枠修理等を施して出力を95kwから110kwに増強している。空気ブレーキはSME式を採用、この為に最大3連しか組めなかった。編成の長大化に伴い、全車を固定3連化する事になり、余った2両は1100系の中間T車1200系に改造され、1100系に組み込まれた。3連化後も釣掛モーターの音を響かせながら活躍を続けてきたが、老朽化に加えてSME式のブレーキであること(有馬・三田線の4連化や粟生線の増結5連に対応できない)、高性能車に比べて足が遅い事で、800系独自の運用を組まざるを得ない等、運用上の制約が多い為、平成3年から1500系・2000系により代替廃車された。807-808-852はオール片開扉、神鉄最後の旧塗装として残っていたが、新塗装の801-802-861と共に平成5年3月にさよなら運転により最後を迎え、神鉄の営業用の釣掛車は姿を消した。
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撮影年月
 
  
 
 
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