わかやま電鉄のりば
 和歌山 ━ 田中口   ━ 日前宮  ━ 神前  ━ 竈山  ━ 交通センター前  ━ 岡崎前
 WAKAYAMA  TANAKAGUCHI  NICHIZENGU  KOZAKI  KAMAYAMA  KOTSU CENTER MAE  OKAZAKIMAE
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 JR阪和線JRきのくに線JR和歌山線                        ┃
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    貴志 ━ 甘露寺前  ━ 西山口    ━ 大池遊園 ━ 山東 ━ 伊太祁曽 ━ 吉礼
    KISHI  KANROJIMAE   NISHIYAMAGUCHI  OIKEYUEN  SANDO   IDAKISO   KIRE
 かつての南海電気鉄道貴志川線を岡山電気軌道が引き継ぎ、新会社「和歌山電鉄」を発足して平成18年4月1日より営業開始した。JR和歌山から貴志を結ぶ全線単線区間、直流600V電化区間のローカル私鉄である。
大正3年に山東軽便鉄道として開業、社名変更を重ねて昭和36年に南海電鉄に吸収合併された。JR和歌山駅での接続ゆえ、他の南海線と繋がっておらず(線路はJR線により南海和歌山市駅と繋がっているが…)、離れ小島的な存在だった。赤字路線である事、他の南海線のつながりが薄い事により、近代化の波(600V→1500昇圧の未実施、自動改札の未設置による、スルッとKAISAIエリアの対象からはずされていた点、他)から取り残される結果となった。一時は廃止も検討されたが、岡山電気軌道が経営支援に名乗りを挙げた事により、地元の存続に対する熱意が実る結果となった。
移管後も車両、駅施設、ダイヤ、運賃などは南海貴志川線時代をそのまま引き継ぐが、将来的には駅施設の改築、ICカードなどによる改札の導入、パークアンドライドの導入など、地域に密着したサービスにより近代化を図りたいとしている。
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