べ  ふ
別 府
 Befu
 はまのみや                     はりまちょう
                 
 
駅番号    SY28
所在地    兵庫県加古川市別府町朝日町
停車種別   普通・S特急
初回取材日  平成15年11月13日
 
2面2線の中間駅構造。明石〜姫路間、旧 神戸姫路電気鉄道が前身のこの区間内で数少ない高架駅となったのは、先に開業した別府鉄道(昭和59年に廃止)を乗り越す為である(同様のケースとして、旧 国鉄高砂線を乗り越す位置に尾上の松駅が存在したが、あちらは後に西側の地上駅へ移転)。現在の駅入口は平成元年に大改築されたもので、高架下に改札口が集約された構造となっている。平成22年にはエレベーターが設置され、バリアフリー対応となっている。
 
かつては改札口が姫路方面ホーム西側に、高架上にあり、上下間は構内踏切にて行き来していた。地上から駅舎・改札までは長い階段で結ばれており、その途中にトイレが設置されていた。近鉄道明寺線 柏原南口駅と似た構造であった(あちらは単線片面ホームで、改札のない無人駅という違いはあるが…)尚、駅舎改築の際に、西側の地上区間へ移転するという計画が地元民の話であったとの事だが、真実は定かではない。
 
急行運転時は急行停車駅であったが、運休後は東二見から西側は各駅停車となるS特急の停車駅となっている。
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駅入口。昭和63年の駅施設改築により、高架下に立派な駅舎が作られた。改築前は高架上に貧素な駅舎がポツンと建っていて、地上とは階段で結んでいた。 改札口。
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駅構内。北側は新幹線が並行している。駅の下には、昭和59年に廃止された別府鉄道がオーバークロスしていた。 駅名標識。別府に鉄道が開通したのは別府鉄道が最初で、山陽電車は後発となる事から、開業当初は「別府北口」、後に「電鉄別府」となり、別府鉄道の駅と区別していた。昭和59年の別府鉄道廃止後もそのままだったが、平成3年ダイヤ改正による「電鉄」→「山陽」への変更の際、別府は競合駅がなくなった事から、「山陽」がつけられずにただの「別府」となった。
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