さ ん よ う 
  あ ぼ し
山 陽  網 干
 Sanyo-Aboshi
                          ひ ら ま つ
                
駅番号    SY56
所在地    兵庫県姫路市網干区垣内中町
取材日    平成15年11月13日
 
島式1面2線の行き止まり構造。駅入口は西端に位置する。山陽電車として、スルッとKANSAIエリアとして、そして近鉄名古屋から続く標準軌の関西私鉄として一番西側の終点である。
 
現在の駅舎は平成になってから移転・建て替えられたものである。以前よりも北側に移転し、3連中心の網干線の中で唯一の4連対応ホームとなっている。一時期は沿線の綾部山梅林の花見シーズンに、新開地〜網干間の臨時特急が4連で運行されていた(現在は運休)
 
戦前は網干から先、岡山方面への延伸計画があった(但し、旧駅が延伸可能な構造かは未確認)が、資金難やモータリゼーションの影響により断念。その後も相生方面や赤穂方面などに短縮されながらも延伸計画は生きていたものの、昭和40年代に免許失効し、延伸計画は夢物語に終わってしまっている。現在の駅も、延伸に考慮した駅構造ではなくなっている。
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現在の駅舎は平成2年に建てられた。2003年春までファミリーマートがあったが利用客減で閉店してしまった。
改札口。
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ホーム。網干線内は全車3両編成の運行で、途中駅も3両分の長さしかないが、網干駅だけは4両分ある。この長さを生かして、春の観梅シーズンに綾部山梅林へのアクセス列車として、新開地〜網干間の直通特急「観梅号」が、5000系4両編成で運行されていた(現在は運行休止中)。
駅名標識。
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