し か ま
飾 磨
Shikama
 か め や ま                    め   が
                
(本線)
し か ま
飾 磨
Shikama
 にししかま             
                
(網干線)
駅番号    SY40
所在地    兵庫県姫路市飾磨区清水字上英賀町
停車種別   普通・S特急・特急・直通特急
初回取材日  平成15年11月13日
 
島式2面3線構造。外側2線は本線用、内側1線は網干線用で、後者は神戸方が行き止まりとなっている。駅の西側に飾磨車庫があり、一部列車で区間運用も存在する。
 
駅の南西側に駅ビルがあるが、改札はそれを東側に通り抜けて、ホーム中央付近に駅構内を背に向けて南側に設置。改札口から駅構内へは跨線橋で結ばれている。かつては駅ビル内に改札があり、駅構内へは構内踏切で結ばれていた他、駅東側にも改札があった(旧 西改札の中央移転により、東側改札は閉鎖)。さらに遡れば、現 網干線発着線は2線(つまり、内側2線が行き止まり式の、島式2面4線)あり、1線は網干方面、1線は網干から来た列車が折り返し姫路方面に向かう為に使用されていた。平成3年ダイヤ改正により網干線の姫路直通が廃止された事から1線撤去(その当時は1線撤去したのみで、姫路方面ホームは1線分埋めた事で無駄に広いホームとなっていた)。改札移転→構内踏切廃止などの改良時に、網干線発着線が現在のように中央寄りに移設している。
 
又、現在の駅構造になる以前は姫路方面ホームは東西の踏切に挟まれて4連分のホームしか無く、6連特急は後ろ2両をドアカットにて客扱いしていたが、後ろ2両が東側踏切に差し掛かる為、開かずの踏切に悩まされていた。(前述の駅改良により構内踏切廃止→6連対応化)
 
網干線から本線へは、双方向から同一ホームへの乗り換えが可能。一方、直通に関しては神戸方面から網干方面への直通は容易だが、その逆は神戸方面ホームへの直通が不可能な為、姫路方面ホームを一旦逆進入してから駅東側で神戸方面へ渡る必要があり、現状の神戸方面と網干線の直通は困難と言える。
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駅舎。かつては改札が中に入っていたが、駅改良と共に駅南中央に移設され、ただの入口としての存在である。 かつての西改札跡。定期券売り場のみが変わらず、その隣の掲示板がかつての券売機設置場所、「姫路南自動車学院」の広告がかつての料金表の位置である。
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現在の改札口は駅中央に統一。左側の通路が改札外、右側が改札内、ホームは写真から外れてさらに左側。改札外が改札内とホームに挟まれるという変わった構造になっている。改札外の通路はさらに駅東側へ伸びる。 東改札跡。かつての西改札の構内踏切で6両対応ホーム延伸の妨げになる事から、改札を中央に移設→連絡通路を跨線橋に変更→東口廃止という経緯であろう。東口が存在すれば、跨線橋の意味がなされなくなるという事だが、地上からわずかな階段で行けた事を考えたら、必ずしも便利になったとは言えないと思う。
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駅構内。姫路方面、神戸方面に挟まれる形で、網干行きが発車する。
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駅名標識(左:本線、右:網干線)。
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