恵 比 須
え び す
EBISU
  みきうえのまる          しじみ
 三木上の丸      志染
  MIKI UENOMARU          SHIJIMI
所在地    兵庫県三木市大塚2丁目
停車種別   普通・準急・急行・快速
初回取材日  平成15年11月23日
 
単線片面ホームの中間駅。ホームは線路北側、駅舎は新開地寄りに対面で設置。かつてはホーム新開地寄りに線路に沿って小さな駅舎があったが、平成14年に現在の立派な建物に改築された。券売機・自動改札機・自動清算機設置の無人駅で、志染駅からの遠隔操作にて対応。係員窓口は当初から設置されていない。
 
駅舎改築と共に、駅前広場も整備されたのであるが、そこに神鉄粟生線のライバル 神姫バス恵比須快速線の停留所が設置、三宮まで直行しており、そちらの利用客が多く、神鉄恵比須駅の利用は伸び悩んでいる。駅と駅前のリニューアルが返って鉄道の経営を苦しめる、珍しいケースでもある。
 
駅前は田園地帯が残るのどかな風景である一方、南側の山手にはニュータウンとはいかないまでも住宅地が存在し、沿線人口はそこそこ多い。
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2002年8月、かつてのこじんまりとした駅舎から一変して、城のような豪華な駅舎に建て替えられた。駅前も田園を潰して広い駅前ロータリーが完成したが、同時に三宮直通の神姫バスが乗り入れ、神鉄利用客が神姫バスに持っていかれる結果になっている。 改札口。完全無人化後の改築である為、駅長室スペースが最初からない。無人化と言いながら駅長室に駅員が隠れている山陽電車と違い、神鉄は本当に無人化してしまっている。
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駅構内は1面1線のまま。駅舎改築の際に複線化対応はできなかったものか? 駅名標識。
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