駅掲示時刻表2012〜山陽電車〜
sanyo_jikoku030.jpg
sanyo_jikoku031.jpg
sanyo_jikoku040.jpg
平成24年、近鉄のダイヤ大改正を実施。それに伴い、阪神なんば線も快速急行をなんば線尼崎から西九条間の通過運転によるスピードアップ、快速急行の一部を新開地発にするなどのダイヤ改正を実施。阪神三宮駅の東口開業もあり、大きな話題となりました。
 
山陽電車でも、そんな阪神電車のダイヤ改正の影響を受ける部分についてダイヤ修正は行われたものの、基本的なパターンは平成21年ダイヤとはあまり変わっていないそうです。
 
 
そんな時代の、駅掲示時刻表。小規模ダイヤ改正であったにもかかわらず、時刻表デザインは大幅に変更されました。時間軸が水色/黄色と白のツートンカラーに、時間列が黒と灰色のツートンカラーとなり、一部は東二見平成20年仕様に近いものとなりながらも、行先表記はフルネームになるなど、従来の1998年仕様を引きずっているなど、折衷デザインとなってます。
 
見出しは、東須磨〜西舞子での紙貼り式と同じ「○○方面 標準発車時刻表」と月金/土日祝を水色/黄色を時間軸の上に表記したタイプ(1998年改良タイプ)と、かつての東二見のように1行で「○○駅発  ○○方面  月金(黒地白抜き)/土日祝(赤地白抜き)」と表記したタイプ(東二見タイプ)、垂水駅東口・西二見のように見出しが1998年改良タイプ風ながら英字併記、月金/土日祝表記の行が黒/赤で表記されるタイプ(垂水東改札タイプ)の3パターンが存在しています。東二見タイプは主に大蔵谷〜的形間の非電光掲示式・明石や大塩などで平成21年改正時に紙貼り式に変更した駅や、西舞子以東でも特殊型を採用していた西代・板宿・塩屋などでも採用されています。そして垂水東改札タイプは八家以西(姫路地区)の紙貼り式でも採用されています。大蔵谷から的形間で東二見タイプに交換されなかった駅では、旧来の数字シール貼りが未だに健在であります(アクリル板も旧デザインをそのまま使用)。その為、地区により時刻表デザインが異なるという特色が見られるようになりました。
 
写真は須磨駅のコンコース(上 1998年改良タイプ)、板宿駅コンコース(中 東二見タイプ)、姫路駅コンコース(下 姫路駅コンコース)。
駅掲示時刻表写真(クリックすると写真が表示されます。)
 032(滝の茶屋駅コンコース)
  バリアフリー化により非電光掲示化。しかしながら引き続き、1998年改良タイプを掲示している。
 
 033(西新町駅コンコース)
  こちらは東二見タイプを採用。シール方式により、旧ダイヤの上に貼り付けられている。
 
 034(明石駅コンコース)
  柱に埋め込まれた電光掲示式に、東二見タイプのものを掲示。前ダイヤではホームのみが紙貼り式、コンコースは数字シール式だったが、全て東二見タイプの紙貼り式に変更
 
 035(垂水駅東口コンコース)
  こちらは垂水東改札タイプ。シール方式により、旧ダイヤの上に貼り付けられている。
 
 036(舞子公園 高速バスのりば)
  1998年改良タイプの紙貼り式を採用する同駅で、こちらだけは塩屋駅などのシール貼り式だった為、東二見タイプを新たに印刷したものを掲示。但し、「標準発車時刻表」の見出しも表記されている。
 
 037(藤江駅 コンコース)
  大蔵谷〜的形間の電光掲示式の多くは、旧マスの上に数字シールを貼り付けるタイプが健在。ちなみに同駅の下りホームのみ非電光掲示タイプの為、東二見タイプを掲示
 
 038(明石駅 ホーム)
  大蔵谷〜的形間の電光掲示式では希少な紙貼り式では、東二見タイプで掲示される。
 
 039(飾磨駅 ホーム)
  姫路地区では神戸地区と同様の紙貼り式ながら、垂水東改札タイプのデザインで掲示。
 
 041(姫路駅 コンコース)
  見出しが縦書きになった場合、一番下に英字を小さく横書きで表記。苦労が見られる。
norikae.jpg
exit.jpg