つきみやま
月見山
 Tsukimiyama
 す ま で ら     ひがしすま
                   
所在地    兵庫県神戸市須磨区月見山町2丁目
停車種別   普通・阪神特急・S特急・特急・直通特急
初回取材日  平成15年11月16日
 
2面2線の中間駅構造。神戸方面ホーム西側、姫路方面ホーム西側それぞれに改札があり、双方は構内踏切で結ばれる。上下ホームの移動およびトイレ設備面を除けば、バリアフリー対応駅となっている。
 
須磨海浜水族園、須磨離宮公園の最寄駅であり、神戸市須磨区でも比較的中心地に位置しながらも、駅前は閑静な住宅街のせせこましい場所に存在する(駅前を南北に横切る道路の拡張計画があるものの、未だ手付かず状態。駅より坂を下って、幹線道路に出ると賑わいを見せる)。
 
JR須磨海浜公園駅の開業により、須磨海浜水族園のある若宮地区の利用客はJRに客を奪われる形となり、その対抗策として平成21年より特急・直通特急を全て停車させた他、板宿〜三宮間の割引往復券を同額で須磨駅まで適用可能とし、同駅もその対象となっている。さらに阪急乗入廃止→乗入列車の減少により減便傾向だった同区間に再び区間列車運行による増便計画もあったものの、結局は直通特急の停車駅増加に留まる結果となった(同時に日中の普通列車は須磨折り返し、阪神特急に接続するダイヤとなり、同駅は特急停車により本数増加となったが、須磨寺・東須磨などの特急通過駅は黄色直特停車により現状維持、元々特急停車駅だった板宿などの駅では普通列車の須磨折り返しの影響で減便となっている)。このような対策も空しく、乗客を奪い返す程の効果は得られていない。
 
開業当初は神戸方面ホームのみ踏切を挟んで西側に位置していた。そのホーム跡は住宅が建っているものの、ホーム土台が残っており、当時を偲ばせている。
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駅入口(左:北口、右:南口)。上下別改札のような構造だが、構内踏切で上下間が結ばれているので、どちらからでも入れる。
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周りは住宅地だらけの、閑静な駅構内。平成21年より特急停車駅となったが、とてもそんな感じには見えない。 駅名標識。
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駅西側に残る、旧 神戸方面ホーム土台。現在は民家が建ち並び、土台のみが残る。開業当初は踏切を挟んで上下互い違い配置だった。
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トイレ外観と案内図。
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男性小用はセンサー式水洗、大便器は和式と洋式(女性用のみ)が設置される。平成19年、一連の山陽電車トイレ美化計画に基づいて、綺麗に生まれ変わった。身体障害者用トイレは設置されていない。
過去の風景
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旧社章入り駅看板時代の、駅入口(左:北口、右:南口)。(撮影 平成19年3月26日)
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