駅掲示時刻表1984〜山陽電車〜
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昭和59年ダイヤ改正は、日中の特急・普通が神戸方面―姫路間で15分間隔(1時間に4本)となり、現在のパターンの基礎となりました。特急の全区間および東二見―姫路間では増便となりましたが、神戸方面―東二見間では東二見以東への区間運用が無くなった分、普通が減便となりました。早朝・深夜に残っていた急行は廃止。朝ラッシュ時の区間運転の特急は高砂発に変更され、東二見まで各駅停車、以東は特急停車駅と同じとなりました。また、山陽特急の最高速度が従来の90km/hから100km/hへ引き上げられたのも、本改正からでした。
 
そんな時代の、駅掲示時刻表。本改正以前の縦軸表示はそのままだが、時刻の数字は直書きから数字シールを貼る方式に変わりました。ちなみにこの方式は現在も大蔵谷―的形間の一部の駅で継続されています。
 
そしてこの縦軸表記自体は、昭和62年ダイヤ改正にてホームの時刻表が新様式(1987年仕様 横軸式)に変わってからも、駅構内では1993年に土曜ダイヤが設定されるまで、使用され続けました。
 
写真は使用駅不明だが、各駅停車しか止まらない駅での時刻表であります。2005年の山陽・鉄道フェスティバルの部品販売で売られていました。
駅掲示時刻表写真(クリックすると写真が表示されます。)
 003(駅不明 姫路方面 臨時ダイヤ用)
  臨時ダイヤ、およびダイヤ改正前などの切り替え時期に、紙に書いた時刻表で掲載される事もあった。
 
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